タジログ

情報処理安全確保支援士の日常です。脱出ゲーム、映画、読書、TVゲームなどの趣味についてや、生活について徒然と

バイク中心の都市計画

もし、鉄道網が発達するより先に、自動車やバイクが発達したらどうなるだろうか?

国民全員が自動車やバイクで移動する。鉄道はない。

そうすると、道路はバイクでいっぱいになり、歩道は誰も歩いていないという状況になる。

そのなかでの鉄道の位置づけは、貨物などの運搬や、長距離列車のみになってしまう。

ちょうどこんな感じに。

IMG_1130.jpg昼の踏切

おわかりいただけただろうか?

この角度からではわかりにくいので、別角度からもう一枚紹介しよう。

IMG_1008.JPG夜の踏切

このように、踏切があるのだが、少し変ではありませんか?

なんと、この踏切は電車がくると人力で開け閉めする踏切なのです。

電車がくる1分ぐらい前に、大人10人ぐらいで線路の両サイドを塞ぎます。

しかし、線路上にはバイクの大群。

これらを押しのけ踏切を閉めていきます。。。

踏切の中を電車が通過すると、もう踏切を開け始めます。

「えっ、危ない!」と思いますが、普段から、自動車>バイク>人 という大きいものが強いヒエラルキーで鍛えられた国民たちは、

電車>自動車>バイク>人 というルールをきちんと守って、電車が通過中にバイクが突っ込んでいくことはなく、

みんなおとなしく待っています。

そして、電車の最後尾が通過するやいなや、すべてのバイク、自動車が一斉になだれ込んできます。

Diversity : 生物多様性とはいうものの、同じ人間かと思うぐらい国ごとに習慣が全然違います。

日本人なんてみんな同じに見えるくらい。

タクシーに乗っても、みんな平気で私用の電話やメールをして、道を1本間違えたり、平気でします。

そんなベトナム、いい経験になると思います。