なんとか入院生活の終わりが見えてきた
不意の怪我で骨折し、入院してから早5週間が経とうとしています。
最初の週と翌週に創外固定というボルトと金属の棒で脚の形を保つ手術を行い、完全に寝たきり状態となりました。体温は37.5℃あたりを彷徨い、気力体力身体の自由を奪われた状態で2週間を過ごしました。
トイレも最初は尿瓶で用を足し、お通じが出そうなときだけ看護師を呼ぶという人間の尊厳を8割失った状態でした。
それでも生きる意思は力強く、なんとか生きて3週連続の3回目の手術で、骨の移植手術を行い、骨がくっついたのが3週前です。
その後は体温も37℃あたりまで下がり、ある程度本が読めるようになったので、Kimdle Unlimitedを契約し、毎日5冊以上読めるぐらいまで気力が回復しました。
その後PodcastやAudibleも聴けるようになりこちらも1日数時間は聴いています。
トイレも創外固定という邪魔なものが取れた後は、自力で車椅子を使って、トイレまで行けるようになり、尊厳も守れるようになりました。
家族から差し入れなども3回目の手術後は直接受け取れるようになり着替えやシャンプーなどの衛生消耗品、何よりお菓子がありがたかったです。
食事は8時12時18時と規則正しく、栄養バランスも良く1日約1600kcalと必要なカロリーは摂取できているのですが、動けるようになってくるとやっぱり足りないので、お菓子がありがたいのです。タンパク質は1日60gしかないので、筋肉はどんどん落ちています。とはいえ、治ったらまた鍛え直せばいいやと思っています。
コロナも5類へ移行したとはいえ、感染すると大変なのは変わらないので、院内は結構厳格です。
家族以外の人間はお見舞いに来れず、患者も他のフロアへは移動できないのです。
1ヶ月も入院生活していると、体力がガタ落ちで、日常生活に戻るためのリハビリを3週目からできるようになったのでしています。
普通の体幹トレーニングなのですが、最初は全くできなくなっていてびっくりしました。
日に日にできるようになっていくのがこれもまた面白いと思い、日常への復帰を目指して日々励んでいます。
今はこれが欲しいです。
先週末に傷口が塞がったのを確認し、装具の調整をしてもらって、装具がきたら退院の運びとなります。
装具があれば、片松葉で3速歩行できるとのことで、ある程度行動できるようになります。
退院後はゆっくり体力も戻しつつ、在宅勤務で復帰します。幸い?外も猛暑で外出は無理なので、自宅でできることをして過ごしたいと思います。
装具は1ヶ月ぐらい無負荷、その後は段階的に脚に負荷をかけていくことになります。
秋頃には2速歩行できるかと。
入院費は会社の普通の健康保険に入っていれば、高額医療費請求制度があるので、限度額が決まっています。べらぼうな値段にはならず、1ヶ月分の給料より低いです。
買っていた株が6月の上昇相場で想定していた天井まで来たので、売ってペイできました。
株をやっていてよかったと思いました。
P.S.この入院生活で読んだ本、聴いた本、Podcastなどで良かったものをまずは紹介しつつブログを書く感覚を取り戻していきたいなと思います。